こんにちは。
気が付けば今日から3月、春の季節となりました。
我が家のベランダでも、早咲のすみれが開花し、身近で春を楽しんでいます。
華やかなバラの開花も嬉しいですが、春を告げる小さな花たちには、その可憐さと逞しさに
柔らかなほっとする安心感のような気持ちを与えてもらえます。
さて、本日は小花のようにと表現するには豪奢なアイテムですが、とても小さな
アンティークのカルティエをご紹介いたします。
No.A14127 CARTIER 1950's 18KYG Diamonds 手巻き/バックワインダー
¥1,760,000(税込)
¥1,760,000(税込)
ダイヤモンドも含めた顔周りの直径は約13o!
バックワインドと呼ばれる、リューズを後ろに隠した繊細な美しさをもつジュエリーウォッチです。
10oに満たない文字盤の周りをダイヤモンドが細やかに取り巻き、針はカルティエらしいブルーのバトンハンド。
文字盤はすっきりとしたデザインで、ダイヤモンドの輝きと、青焼きの針の光沢が美しく引き立ちます。
小さな本体の上下には、ダイヤモンドを半球状にパヴェセッティングした輝くモチーフが添えられ
時計を華やかで豪華なジュエリーウォッチへと仕上げています。
パヴェセットの裏面は、リーフ様の透かし模様で封をし、光を取り込みながらも、
肌当たりの良さとダイヤモンドの裏側への汚れを防ぐ作りに。
そして、更に特徴的なのは金細工の魅力を持つブレスレット。
編み込んだように見せた立体的なコマを組んだ作りは、驚くほどしなやか、かつ滑らかです。
見た目の印象よりも重厚な仕上がりで身に着けた際の重みからも上質さを感じることができます。
撮影のために着用して感じたのは、素敵!の一言につきます、輝くダイヤモンドとブレスレットのバランスが本当に美しい。
ジュエラーながら時計をも極めたカルティエのアンティークは、語りつくせぬ魅力を持ってこの時代に残っています。
ぜひご来店を!とは言いづらいこの時勢ですが、銀座へお越しの際には、ぜひ実物を手に取っていただきたい一点です。
by A.I